なぜ、はじめから電話で受注してはいけないのか?
あなたも起業しビジネスをはじめるときには、商品やサービスの受注体制について頭を悩ませるかと思います。
商品やサービスを受注する方法の種類としては主に以下の5つの方法があると思います。
1、電話
2、はがき
3、ファックス
4、電子メール
5、来店
来店型の店舗ビジネスであれば、商品とお金を交換しますので、受注の仕組み作りは既に出来ていますよね。
それ以外の4つの方法の中では、電話で受注するのが一番手軽なような気がするかもしれません。
なので、電話だけで受注しようと考える人もいるかも知れません。
しかし、電話による受注は、実は難しくて手間がかかるのです。
電話による受注は、特に年配のお客様にとって気軽な方法なので取り入れたい気持ちもわかります。
しかし、電子メールやFAX、ハガキで受注できる体制が、しっかり整ってから電話での受注は取り入れましょう。
というのも電話による受注は顔の見えないお客様と直接、会話をするので高度なコミュニケーション能力を要求されるからです。
商品やサービスが良くても、電話での受け答えに不備があったり態度が失礼だと思われてしまったら、注文をキャンセルされたり、再注文がこなくなるかも知れません。
言葉遣いや声のトーンや速さなど実に気を使います。
オペレーターのクオリティを保つためにはマニュアル作成をしなければならないかも知れません。
また、はがき、ファックス、電子メールは後で注文内容を確認することが出来ます。
しかし、電話での受注は後で確認することが出来ません。
そのため、聞き間違えなどのミスも起きやすくなります。
さらには、注文数が多くなってくると電話がつながらなくなって申込みを受け付けることが出来ないなど、機会損失があるかも知れません。
ですので、まずはコストのかからない電子メールから受注体制を整えましょう。
複数の受注方法を採用したほうが良いのは百も承知ですが、メール、ファックス、ハガキ、電話の順に整備していくようにしてくださいね。