他人が自己表現として作った文章やイラストなどを、必要な許可を
受けないで他人の著作物を利用すると著作権の侵害としれ法的責任を
問われる可能性があります。
場合によっては、損害賠償を請求されたりするかも知れません。
起業してビジネスをするようになるとあなたも、ホームページを
公開したり、文章を作って表現をしたりするようになります。
ですので、最低限の著作権についての知識を学んでおかなければなりません。
そこで、本日は、
「最低限知っておきたい著作権の基礎知識」
についてお伝えしたいと思います。
まず、○×問題で著作権についてどれだけ知っているかを確認しましょう。
1.自分で聞くのだとしても、音楽CDをテープに録音することは
禁止されている
2.新聞を1部購入し、会社の会議に新聞の1記事だけをコピーし、
会議資料として配布する程度であれば問題はない
3.カラオケ教室で練習用に歌う音楽をダビングして生徒に渡す
4.映画館の初日上映日に映画の音声のみを録音するのであれば合法である
どうでしょうか?
答えがわかりますか?
回答は
全て×です。
いかがでしょうか?
何問正解しましたか?
また、著作権には寿命があり、原則として著作者が亡くなってから
( )年で経つと権利が消滅します。
何年で著作権がなくなるかというと
それは、
50年
です。
著作権の寿命に関して有名な話がウォルト・ディズニー社の
キャラクターの著作権についてです。
アメリカの著作権法は、ミッキーマウスら主要なキャラクターの
著作権が切れる直前に保護期間の延長が繰り返されているんですね。
これは、ミッキーマウスより前に看板キャラクターだったウサギの
「オズワルド」というキャラクターの版権がユニバーサル映画のものに
なってしまったという経験からウォルト・ディズニー社は、自社の
キャラクターの著作権の保護に力を入れ、政治をも動かしているんですね。
それでは、最後にまた著者権に関しての○×クイズです。
1)公共図書館や大学図書館でも、資料の複製は認められない
2)学校内の授業で使用するのであれば、学校向けのワークブックや
ドリルを複製して使用することは許される
3)家庭で視聴するのであれば、コピープロテクションを解除する
機械を使って、レンタルDVDをコピーすることは許される
4)コピープロテクションを解除する装置を貸与するだけであれば、
貸与した者は罰則の対象にならない
5)オークションサイトで出品した美術品の画像を掲載するのは
複製権の侵害にあたる
6)視覚障害者のためでも著作物を点字により複製してはいけない
どうでしょうか?
では、答えを見ていきましょう。
答えは
全て×
です。
×が意外に思われる問題もありましたか?
でも、答えは全て×なんですね。
本日は
「最低限知っておきたい著作権の基礎知識」
についてお伝えしました。