なぜ、お客様との立ち位置を明確にすることが大事なのか？
一昔前であれば「お客様は神様です。」とお客様を神格化して、
奴隷のようになってビジネスをしていたという時代もありました。
お客様を神様と見ていた時代は、お客様がどんどん
商品を買ってくれていた時代です。
お客様の言う通りにしていれば何でも買ってくれるので、
ありがたいと感じ、お客様を神様のように考え接してきました。
しかし、この不景気で何でもお客様が買ってくれる時代では
全くなくなりました。
むしろ、お客様に主導権をとられ、自分軸がないビジネスは
立ち行かない時代になってきました。
お客様に振り回されてばかりのビジネスをあなたもしたいとは
思いませんよね？
そこで、重要になってくるのが、お客様と自分の立ち位置、
ポジショニングを明確にすることです。
そこで、今回は、
「なぜ、お客様との立ち位置を明確にすることが大事なのか？」
ということについてお伝えしていきたいと思います。
「ビジネスではお客様と自分とのポジショニングが重要だ」
ということは、あなたも聞いたことがあるかも知れません。
特にポジショニングで意識して欲しいのは、
”お客様に、自分はどういった人間で自分のサービスや商品が
お客様にとってどのように役に立つのかを認識してもらうこと”
です。
これが明確になると優位な立ち位置を築くことができます。
ポジショニングが上手くいき、信頼関係を築くことができると、
相手に安心感を与えることができ、この人だから申込みたいと
思ってもらえる状況を作ることができます。
しかし、これが難しいんです。
では、実際にはどのようにして良いポジショニングを築くのか？
そこで最も重要になってくるのが「ファーストコンタクト」です。
お客様との最初の接触の印象が悪いと先に進めませんので、
この対策がもっとも重要です。
そのためには、まず、第一印象を意識し、しっかり丁寧に
自己紹介します。
そして、自己紹介の際には、趣味や出身地など相手と自分との
共通項を見つけるようにしながら行うと、親近感を持ってもらえます。
また、相手の興味に沿って商品やサービスに関する知識を伝え、
業界の専門家であるということを示すのも重要です。
また、サービスや商品を勧める際には、
「〜についてはご興味はございますか？」
「〜についての説明をご希望されますか？」
などの質問を活用して、許可を取りながら話を進めていきます。
相手がどんな反応であっても相手の気持ちや立場を尊重し、
常に共感をし、お客様の問題解決を応援するサポーターで
あることを伝えていきましょう。
商品やサービスに申し込んで欲しい気持ちが強くなりすぎて、
相手への配慮を忘れてはいけません。
あくまでも相手の気持ちをくむ姿勢を意識するのが重要ですよ。
