癒しのお仕事をはじめてすぐの段階で
自分の技術に１００％の自信を持っている人は
稀なのではないでしょうか？

ですので、多くのセラピストは
最初に何人かの人を「無料モニター」と称して
テスト的に個人セッションを提供します。

しかし、私は無料モニターを募集して
個人セッションをするのは多くの弊害があるので反対です。


そこで、今日は、

「なぜ、無料モニターは募集してはいけないのか？」

について、お伝えしたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


考えてみてください。

もし無料モニターを募集するなら、
あなたは誰に声をかけるでしょうか？


きっと、親しい友人や家族など、
頼みやすい人に声をかけるのではないでしょうか？

いきなり、見ず知らずの人にモニターを
お願いすることはないですよね。


友人にお願いしたとして、本当に、その友人は
あなたの行っているセッションの価値を
理解してくれているのでしょうか？

お金を支払ってでもあなたのセッションを受けたいと
思っているのでしょうか？

答えはノーだと思います。


もし、モニターを引き受けてくれた友人が

「頼まれたから協力してあげよう」
「無料だから受けてみよう」

という程度の気持ちのようなら、モニターを依頼するのは
やめておいた方がよいでしょう。


というのも、無料でセッションを提供すると
あなたの技術が低下してしまうからです。


なぜなら、無料だから申し込むというお客様は、
あなたの提供するサービスに対する価値を感じていません。


一方、あなたの方にも、

「無料でサービスを提供しているのだから」
「このくらいで十分だろう」

というように、無意識の甘えが出てきてしまいます。

その結果、技術が低下してしまうのです。


また、親しい関係であればあるほど、
相手はあなたのことを心配してくれています。

だからこそ、あなたに対して必要以上に厳しい意見を
言ってしまう傾向にあったりします。

その結果、あなたが必要以上に自信をなくしてしまうという
負の循環に陥りやすいのです。


これらの理由から、無料モニターを募集するのではなく、
始めから低額でもいいので、有料で個人セッションを
受けたいという人を集客すべきなのです。


今日の内容も参考にしていただけると嬉しいです。