クレームやミスを分析する際のポイント
いつになってもそうかもしれないですが、
起業したての時は特に、クレームを受けたり、ミスが生じたり
ということが色んな場面で起きてきます。
そんな時はもちろん、クレームやミスそのものに対応する
ことが第一優先ですが、どんなに小さなクレームやミスで
あっても、その後で自分なりに分析することが大切です。
そこで、今回は、
「クレームやミスを分析する際のポイント」
についてお伝えしたいと思います。
あなたも「ピンチはチャンス」というフレーズを
聞いたことがあるかと思いますが、クレームやミスに
ついても同じことが言えます。
クレームやミスが起こるということは、既存のやり方や
体勢・仕組みを見直すチャンスなのです。
ですので、どんなに些細なクレームやミスに思えても
必ずしっかりと分析するクセをつけておきましょう。
とは言っても、どんな風に分析したらよいのか
わからないと思いますのでポイントをお伝えします。
クレームやミスを分析するときに、押さえておいて
もらいたいポイントは、2つです。
ひとつ目は、
【なぜクレームやミスが起こったかにフォーカスする】
ことです。
以下のような分析がこれに当てはまります。
・何が悪かったのか?問題は何だったのか?
・なぜ、こんな問題が起きたのか?
・どんな風に(過程)クレーム/ミスが起こったのか?
・誰の責任か?誰が悪いのか?
このような分析をすることによって、クレームやミスの
原因を探ることができます。
ふたつ目は、
【どうすれば今後予防できるかにフォーカスする】
ことです。
・今回のことで学んだことは何か?
・これからはどういう結果・状態を目指すのか?
・そのために何をすればよいか?
というような分析がこれに当てはまります。
起こってしまったことは起こってしまったこととして、
今後、それをどのように生かすのかを考えることで
未来に繋げていくことができるのです。
既存のやり方や仕組みをアップデートしていくためにも
しっかりと原因を探ったあとに、未来に向けての建設的な
分析をすることが重要です。
どちらか一方だけでは、落ち込みがちになったり、
楽観視しすぎてしまいがちになるので、必ず両方を
意識するように心がけましょう。