私はビューティーセラピストとして独立、
エステサロンを経営して３年になります。

おかげさまで、お客様にも喜んでいただけて、
リピートや紹介も増えてきているのですが、
たまにお客様の機嫌を悪くしてしまうことがあります。

私としては、お客様のためを思って、
色々と提案をしているつもりなのですが、
それが押し付けがましく聞こえるようなのです。

何か、良い改善法があれば、アドバイスをお願いします。

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このようなご質問をいただきました。

お客様のためを思ってしている提案なのに、
かえってお客様の機嫌を悪くしているとしたら、
もったいないですよね

そこで、今日は、

「お客様に提案する際のポイントとは？」

というテーマで、お伝えしたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


私たち人間というのは不思議なもので、
自分でもそれが良い、そうしようと思っていても、
同じことを他人から言われると、
聞き入れたくなくなることがあるのです。


例えば、学生時代に、

「そろそろ試験勉強しないと...」

と、机に向かおうとしているときに親から、

「いい加減に試験勉強しなさい！」

というようなことを言われると、
一気にやる気がなくなった...という経験、
あなたにもあるのではないでしょうか？


あなたは専門の知識を持っているので、
お客様に色々と教えてあげたくなる気持ちも
よく分かります。

しかし、良かれと思って伝えたアドバイスが
お客様にとって不愉快なものであったとしたら、
それは残念なことですよね。


そこで、お客様に提案する際に、
意識していもらいたいことをお伝えします。

お客様に提案する際のポイント、

それは、

　選択肢を与える

ということです。


例えば、あるお客様がお肌のトラブルで
悩んでいるとします。

あなたは、そのお客様に対して、

「そのトラブルを解消するには、
いくつか方法があるのですが、
毎日必ず８時間以上は睡眠を取るようにするか、
この美容液をたっぷり付けて毎晩マッサージするか、
意識してビタミンＣを摂取するようにするか、
どれなら〇〇さんは実践しやすいですか？」

というように、いくつか提示するのです。


このように尋ねると、お客様は、

「マッサージなら、毎日できるかもしれない」

というように、自分でできそうなことを
選んでくれるのです。


それがもし、ひとつしか提案を伝えないとしたら、

「そのトラブルを解消するには、
毎日必ず８時間以上は睡眠を取るようにすると
いいですよ。」

といった感じになります。

ひとつの方法だけしか提案しなかった場合、
お客様が、その提案に納得した場合は良いのですが、
もし仮に、その方法が気に入らない場合には、
押し付けに感じてしまう可能性があるのです。


今日の内容も参考にしていただけると嬉しいです。