事業計画書を作成する際に外せないこと
独立起業をして、ご自身で仕事をしていく為には
まず事業計画を立てることが必要になってきます。
すでに起業されている方も、ご自身の事業計画書の
内容と照らし合わせながら読んでもらえればと思います。
まず、一般的なケースの場合には、事業計画書を作る目的は
大きくわけて以下の2つがあることを押さえておいてください。
1)頭の中にあるビジネスプランやビジネスアイディアが事業として、
本当に成立するかどうかを事前にシミュレーションする目的
2)これから行なうビジネスで資金調達をする必要があるので
投資家や金融機関に提出する目的
あなたの事業計画書は、どちらの目的で使うのか
作成する前に明確にしておくと良いでしょう。
いづれにおいても、
事業計画を作成するにあたって外せないことというのは、
これから説明する事業の「6W2H」になります。
それでは早速、ひとつずつ説明していきますね。
【 事業の「6W2H」】
● WHY(目的は?)
何のためにそのビジネスを行なうのか?
● WHAT(商品・サービスは?)
自分の事業で核となる商品やサービスは何なのか?
● WHERE(対象となるマーケットは?)
商品やサービスをどのようなマーケットで売るのか?
● WHOM(顧客は?)
対象となるマーケットの顧客は誰なのか?
● HOW TO(実現手段は?)
今後参入していきたい市場や顧客に商品やサービスを
提供するときに、どうやって優位性や独自性を発揮するのか?
● WHEN(時期)
開業をスタートする時期や資金や人材の投入時期はいつなのか?
● WHO(経営の主体は?)
経営責任は誰が持つのか(1人でやるのか、共同経営か)
などを決める。もし共同で行なう場合には、パートナーには
どんな能力を持った人材が必要か?
● HOW MUCH(費用は?)
資金はどうやって調達するのか?
起業前、起業後、運転資金には、幾ら位が必要になるのか?
これら事業の「6W2H」ひとつひとつの項目を
できるだけ具体的に、そして明確にしていくことで
事業計画の骨組みがハッキリ見えてくるはずです。