あなたはお客様の満足度をどのくらい把握できていますか?
セッションの後に直接、お客さまに感想を聞いたり、
場合によっては、アンケートを書いてもらっている
という人もいるかもしれません。
しかし、その答えが本当にお客様の本心でしょうか?
本日は、
「お客様の本心がわかる質問法とは?」
というテーマでお伝えしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
お客様に感想を求めても、
あまり批判的なことを言う人はいないと思います。
大抵は、「良かったです」であったり、
「満足してます」という答えが返ってくるのでは
ないでしょうか。
しかし、それがお客様の本心からの感想だとは
思わない方がよいかもしれません。
もちろん中には本音の感想を言ったり、
アンケートに書いたりしてくれる人もいるでしょう。
しかし、日本人はついつい建前上、
いい感想を伝えなければならないと思ってしまい、
少しくらい不満があっても「良かったです」と
答えてしまう傾向にあるのです。
では、どうしたらお客様の本音が聞けるのでしょうか?
お客様から本心を聞き出す方法、
それは、
数値化の質問法
を使うことです。
数値化の質問法では、
お客様の感想を数値を使って表してもらいます。
例えば、
「今の満足度は100点満点中何点ですか?」
というように、感想を数字で答えてもらうのです。
もし、お客様が100点と答えたとすると、
それは本心から大満足していると言えるでしょう。
しかし、もし、80点とか90点などの
高い数字であっても、100点ではないとしたら、
少しは不満足な部分があるということです。
それは、決して悪いことではなく、
100点満点に持っていくためには
どうしたら良いかということを
あなたに考えさせる良いきっかけになります。
お客様からの「良かった」「満足」という言葉だけで
安心するのではなく、ぜひ、数値化の質問を使って
本音を引き出してみてくださいね。
今日の内容も参考にしていただけると嬉しいです。